「トンピンさん」こと山田亨さんは令和の相場師とも言われている株式投資家です。
その手法は機関投資家や売り屋の空売りが貯まりに貯まって売り長になった銘柄を現物買いでゴリゴリに締め上げて踏み上げる事によって、株価を激しく上昇させるというものです。
トンピンさんが投資する銘柄は「トンピン銘柄」と呼ばれ、所謂「仕手株」であるため、2倍3倍は当たり前、なかには短期間で30倍になるものまであって、ギャンブ好きな個人投資家からも人気があります。
人気があるということは出来高が増えて上がる可能性も高くなると言うことなんで、トンピン銘柄を狙ってみるのも面白いかもしれません。
トンピン銘柄はどこで探すの?
トンピン銘柄は主にトンピンさんのツイッターでトンピンさんが何となく薦めている銘柄です。
なので、トンピンさんのツイッターをチェックしておくといいでしょう。
◆トンピンさんツイッター
3133 海帆
— トンピンフィナンシャル CEO 山田 亨 (@Tonpin1234) June 30, 2023
銀行融資での資金調達の開示キタ
MSワラントやら倒産やら散々売り煽ってたゴミども
次はどうやって売り煽るねん?
Amazonの事業を評価されている証やろ!
よー見てみ pic.twitter.com/EgIOV6pmdF
ただ、トンピンさんは、2021年の3月に東証ジャスダック市場上場の金型メーカー『ニチダイ』の株価を不正に操作した金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで逮捕されています。
その為現在では直接的な買い煽りはせず、ギリギリのところで銘柄を追っている感じのツイートをしているので、必ずしもトンピンさんがフォローしている銘柄だからといってトンピンさんが買っているわけではないということは注意しておいたほうが良いと思います。
そうは言っても、トンピンさんがツイッターで呟いている銘柄、特にその会社のツイッターをトンピンさんがフォローしている場合はその銘柄は「トンピン銘柄」だと思って良いでしょう。
主なトンピン銘柄
では、実際2023年7月時点で注目のトンピン銘柄を紹介したいと思います。
あくまでも2023年7月時点での話なので、トンピン銘柄は仕手株だという特性上、後ほども書きますが、タイミングによっては大幅下落に見舞われる恐れもあるので、その点はご了承下さい。
トンピン銘柄と思われる銘柄
- <3133>海帆
- <6927>ヘリオステクノホールディングス
- <3041>ビューティー花壇
- <7901>マツモト
- <5820>三ツ星
以上5銘柄がトンピンさんが現在ツイッターやインスタグラムで言及している銘柄です。この5銘柄はトンピン銘柄と思って良いでしょう。
トンピン銘柄の特徴としては以下の点が挙げられます。
トンピン銘柄の特徴
- 信用売り残が信用買い残や浮動株に対して多くなっている。
- 時価総額が安い(50億以下)
- 発行済み株式数が少ない(300万株以下)
- 過去に一旦急騰している(空売りを誘い込んでる?)
発行株数が少なくて、時価総額が低い所に一杯空売りが入っている→現物でガンガン買い上げていけば、空売りは売り物が無くなって来て買い戻ししなければいけないので、踏み上げで株価が高騰するっていう理屈ですね。
トンピン銘柄の注意点
トンピン銘柄は需給で空売りを締め上げて言って株価が急騰するので、上がるときはものすごく上がる場合があります。3~5倍、なかには10倍以上高騰する場合もあります。夢がありますね(笑)
ただ、あくまでもファンダ度外視で需給で上げてるだけなので、空売りが買い戻し切ったあと、また買い方がみんな利確に回った場合は株価が大きく下がる可能性があります。
トンピン銘柄が仕手株と言われる所以なのですが、代表的な銘柄を見てみましょう。
<7692>アースインフィニティーの株価
2023年1月頃からトンピン銘柄として意識され始め、トンピンさんもツイッターでさかんにアースインフィニティーに言及します。
その後ぐいぐい株価は上昇していき、4月には6倍ほどまで上がったのですが、最後は一気に暴落してしまいました。
暴落のスピードが速いので、高い所で取り残されて大損した人も多いと思います。
このように、トンピン銘柄は仕手株であるため、最後はアースインフィニティーのように暴落して終わる可能性が高いです。
トンピン銘柄の付き合い方としては、常に暴落を意識して全力で買わないことが大事だと思われます。
暴落の危険性はあるとはいえ、上がるときは激しく上がって一杯儲かる可能性があるトンピン銘柄。余裕資金の範囲内で挑戦してみてはいかがでしょうか。