クソ株オブ・ザ・イヤー2021(今年最もやらかした株は何か?)

2021年もコロナは完全終息とならず、株式市場では「緩和バブル(?)」が継続した1年でした。

一方8月ごろからは「いつアメリカでテーパリングが始まるか」を見据えてなかなか不安定な動きになり、上値も重い展開でしたね。(特に日本株)

そんな中、今年はクソ株に関しては豊漁の年だったと言えるのではないでしょうか?クソ株が生まれてしまう要因としては「市場環境・経済環境の厳しさ」、「経営者の傲慢・判断ミス」、「そもそも最初からやる気がない箱企業」などいろいろありますが、今回は独断と偏見、完全に主観で2021年のクソ株5銘柄を選んでみました。

「投資は自己責任で」とよく言われます。それはその通りなんですが、「騙す方が悪い」のか、「騙される方が悪い」のか?

「騙す方が悪いんです!」

そんな日本であってほしい。そんな願いを込めてのクソ株の発表です。

あ、あくまでも「株」がクソなんであって「企業」がクソなわけではないですからね。企業はどの企業も頑張ってる、マーケットの「株」に対する評価がクソなだけなんで「クソ株」であって「クソ企業」とは言っていないのであしからず(笑)

それでは行ってみよう!


第5位 アンジェス

国産コロナワクチン、なかなかできません。いまだ効果も不明です。

ファイザーやモデルナのワクチンが出回っちゃって、いまさらワクチン成功しても売れるのか不明です。国産では塩野義が良い線いってますしね。

国からの補助金も100億円もらってることだし、頑張って欲しいけど、いまだ効果は不明です。

でもね、一応頑張ってるとは思いますよ。ちゃんと開発もしてますし、治験もしてますからね。「国産ワクチン」で期待を集めて株価が高騰したわけですが、コロナワクチンなんて世界中どこも膨大なお金と人材使って開発してましたからね。

頑張った結果、ダメで株価がダダ下がりなのはしょうがないですよ。僕は頑張りを評価するタイプなんでね。


第4位 JR西日本(というか鉄道全般)

株価的に残念だったのはJR西日本だけじゃなくて、JR&私鉄全部なんですけどね。

アフターコロナを見据えて鉄道に投資した方、「日本を買って応援」っていうピュアな心(笑)でアフターコロナ銘柄を買われた方、多いと思います。

今年は本当にストレスのたまる1年でしたね。

何回か「コロナ収束するかも」っていうタイミングがあって、そのたびに株価は上昇したんです。3月、6月、9月あたりですかね。

そのたびに感染再拡大やらデルタ株やらオミクロン株やらで叩き落されました。

中でもJR西日本は2021年9月1日には上場JRとしては初めて公募による増資を行なうことを発表しました。その規模、発行株数4854万5400株、額にして2400億円強という巨額なものであったためJR西日本の株価は急落、コロナの感染者がめちゃくちゃ減少して鉄道全般「いけるのか?」というタイミングであったために他のJR、私鉄もまきこまれて連れ安となる大惨事となりました。

鉄道株今後の展望

クソ株と言いましても、鉄道を含む陸運・空運・観光は環境的にやむを得ない部分はあると思います。

コロナが収まらないとどうしょうもないですからね。ただ、日本のアフターコロナ株の場合日本国内でコロナ感染者が収まっていても海外、特にアメリカで感染者数が多い状態だとなかなか外国人投資家が買いに来ないという問題があります。

コロナが収まったと思って個人投資家がどんどん信用買いして、信用倍率が高くなり、そこを機関に売り浴びせられて値下がりするという状況が続いている感じですね。

JR東海ですらデイトレ銘柄と化しています(笑)

来年はコロナの飲み薬も出来てきて、いよいよコロナ禍収束の期待がもてるわけですが、鉄道株は完全終息しても業績回復が鮮明に数字となって表れてくるまでは一気にコロナ前に回復とはいかないかもしれないですね。


第3位 グローバルウェイ

話題性なら今年ナンバーワンといってもいいかもしれません。

会長のカカムーチョがツイッターで煽りまくって株式分割を繰り返した結果、7月には40円弱だった株価が11月には2000円に(分割後株価)。カカムーチョか自社株を50%以上保有していて、ツイッターでヘッジファンドに貸株をしないって呟いたのも大きかったですね。(ヘッジファンドは空売りできないですから。)

なんと4が月で50倍の大高騰です。

これだけだったら今年1番の成長株、ラッキー銘柄だったんですけど、その後カカムーチョが自社株を高値で売り抜けていたことが判明、自社で発行している仮想通貨「タイムコイン」のロックアップ解除による暴落なども相まって株価は急落。

2021年12月末の段階で株価は300円台にまで下がりました。

この暴落に対して、会長であるカカムーチョがよせばいいのに「イナゴは自己責任だ」的な発言をしたり、「来年3月までは株価上げる必要ない」的な発言をしたりするもんだから株主の怒りを買ってしまってます。

また、会長がウルフ村田さんというあやしげな投資家とつるんでみたり、自社以外にもいろいろな銘柄を買い煽ったりと会長の暴走ともとれる行動が目立ちましたね。

本当にクソ株なのか?

クソ株3位に認定しておいてこういうことを言うのもなんですが、実は僕はグローバルウェイはそこまでクソ株ではないんじゃないかと思っています。

一気に50倍オーバーまで騰がって一気に暴落したので、高値で買った人にとっては間違いなくクソ株でしょう。

また、暴落のキッカケが会長であるカカムーチョの自社株の売却やツイッター上での発言にあることは明白なのでその部分に関しても客観的に見てクソであると評価せざるを得ません。

でもね、なんだかんだ言ってまだ底値の8倍ぐらいあるんですよ?(笑)

底値で買ってた人はまだ8倍の利益があるわけです。(そんな人ほとんどいないだろうけど)

また、「タイムコイン」という独自の通貨を発行して「GAME TOMODACHI(ゲーム・トモダチ)」という独自のプラットフォームで流通させるというビジネスに関してもやりたいことは分かるし、実際やっていますからね。

常識的に考えればグローバルウェイの株価はこの後ダダ下がりで長期低迷なんですが、本当にグローバルウェイは終わってしまうのか?来年以降まだまだ注目したいと思います。

あ、買うのはお勧めしませんよ。あくまでも注目です。


第2位 ホープ

希望という名の会社ホープ。

4/23に3Q決算の大赤字と債務超過が報じられ翌日にはストップ安、翌々日と合わせて一気に36%の下落となりました。

その後もズルズルと値を下げ続け、1月年初には4000円台だった株価が12月末の段階では200円台になってしまいました。約1/20ですか・・・

株って怖いですね!!!(声を大にして言いたい)

「会社の名前はホープ、株主の手にはロープ」なんて笑えない冗談も飛び出す始末。

元々は自治体の広告収入増を支援する「広告事業」を手掛ける会社だったんです。

業績の急速な悪化の原因が2018年3月から始めた電力小売の「エネルギー事業」。この部分が全社売り上げの95%を上げるまでになっていたのですが、この部分が世界的な厳冬や、中国の石炭発電からLNGへの転換、コロナ禍によるコンテナ船の需要ひっ迫などの要因によって電力取引価格が急騰しました。ようはコストがめちゃくちゃ上がっちゃったわけですね。

債務超過との闘い

現在債務超過の解消に向けて奮闘中のホープですが、11月15日、2022年6月期 Q1決算を発表しました。

2022年6月期Q1(7~9月)決算内容

(a) 最終損失 1.4億円を計上。
(b) 9月末時点の債務超過は17億円強。⇒あと9カ月以内に債務超過を解消できなければ上場廃止。



2022年6月末までに債務超過を解消するためには

①2Qから4Qまででで利益を上げる。
②増資などの資本増強

で17億以上の資金を稼ぐか増強する必要があります。なかなか大変ですが、電力価格が安定してこればなんとかなるかもしれません。この手の株は赤字でも材料次第で吹き上がることもありますしね。ホープだけに希望を捨てないようにしましょう。


第1位 CAICA DIGITAL(カイカ デジタル)

栄えある2021年クソ株オブザイヤー、第一位はCAICA DIGITALとなりました。おめでとうございます!

2位から5位までの会社はですね、あくまでもクソ株、株がクソなだけなんですね。株の評価であって会社の評価ではないっていう趣旨なんです、このクソ株オブザイヤーとしましては。

「会社は悪くないんです、株が悪いんです!!」

ただこの1位のCAICAに関しては株だけじゃなく会社も圧倒的に〇ソ(自粛)と言わざるを得ません。

昨年からの流れで「ライツオファリング」⇒「株式併合」⇒「90%の下方修正」⇒「ワラント」⇒「ワラント失敗」⇒「通期8億円の赤字」とまさに何やってるんですかの展開(何もやってないんですけどね)

途中2月にはeワラント証券の思惑で88円(現在の880円)まで一瞬高騰したんですが、その後は一度も良い事もなくダダ下がり。12月末の段階では140円台にまで下落しています。11月には社名をCAICAからCAICA DIGITALに変更してブランドイメージの向上をはかるも市場はピクリとも反応しませんでした。

まあいろいろと分析することもあるんですが、それよりも何よりも、2位から5位までの株は一応会社は努力してるんですよ。じっさい事業もがんばってますしね。結果が出なくて株価が低迷してるわけですが、努力の過程を評価する僕といたしましてはしょうがない部分もあるのかなと思います。

ですがこのCAICAだけはこの1年、なにもやってませんから!!

ただひたすら株をジャブジャブやって株主からむしり取ってただけですね、ハイ。

来年の展望なんてない

そんなわけでこの株、来年に向けての展望などありません。期待も出来ません。

あ、書き忘れてました。一応暗号資産関連の会社です。(ほかにも金融関係のIT派遣業やってます)

暗号資産と言えば今年はビットコインが700万円オーバーをつけ過去最高に盛り上がった年でした。暗号資産の取引所や販売所を抱えている会社はどこも過去最高の利益を上げています。

そんななかZAIFという販売所を抱えていながら8億円の赤字をたたき出したCAICA、お見事という他ありません。

4年連続赤字です。おそらくどうせ来年も赤字です。「Amazonだって4年連続赤字だったじゃないか。」

はい、そうですね、がんばってください。仕手化して奇跡が起きない限り2度と上がることは無いでしょう。

特別表彰 岸田総理

クソ株ではないですが、というか株でもないですが、特別表彰として岸田文雄内閣総理大臣を表彰したいと思います。

金融所得に対する増税、企業の自社株買いの規制を打ち出して日本のマーケットを冷え冷えにしてくれた功績は大であるといえるでしょう。

特にマザーズやジャスダックの新興市場は岸田総理のおかげで地獄絵図の様相を呈しています。来年2022年は今年以上にクソ株が誕生する素地が出来たと言えるでしょう。

当クソ株アワードといたしましてはワクワクが止まりません(笑)

来年はいったいどんなクソ株が誕生するのか?はたまた今回選ばれたクソ株たちは持ち直せるのか?

来年も日本のマーケットを注視していきたいと思います。

*当サイトは株式投資や特定の銘柄をすすめるものではありません。株式投資は自己責任でお願いします。

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