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5カ年事業計画を発表した【6993】大黒屋ホールディングス、決算で順調さを示せるか?

カギを握るのは中国事業、独身の日へ向けて何か動きはあるか?

2021年6月4日に「5カ年事業計画」を発表した大黒屋ホールディングス。それによると2022年3月期から2026年3月期までの5年間で487億、利益50億を目指すとある。

カギを握るのは「中国現地事業」社長の小川氏は「とくに中国は、コロナ禍を経ていち早く経済を再生させています。今後、25年には世界のブランド品販売市場の50%強を中華系の消費者が占め、消費地は25%が中国になるといわれています。越境ECを含め、中国市場での強化を本格的に開始し始めています」と語る。

大黒屋ホールディングスはすでに、中国ネット通販大手のアリババグループが運営する高級品販売のプラットフォーム「魅力恵」で同社グループ商品の掲載、販売を開始している。21年3月にはさらに、ブランド品買い取り販売を行う100%子会社の上海黛库商业有限公司を上海市に設立し、アリババグループの越境ECポータルサイト「Kaola(考拉海購)」での買い取り販売を開始している。オンライン上での買い取り販売のライブなど、工夫を凝らしたマーケティングも行っているという。

そんな中国における一大イベントが、毎年11月11日に開催される「独身の日」インターネット通販をはじめ、中国全土で一大商戦が繰り広げられるこの日は、中国における国民的イベントといってもいいだろう。2018年にはアリババグループだけでも約3兆5千億円の売り上げを記録したほどだ。


この中国の消費需要を取り込めるかどうかが大黒屋成長のカギとなるだろう。

5カ年計画で飛躍なるか? 【6993】大黒屋ホールディングス

時価総額:9,359百万円
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「2Q決算」そして「独身の日」に注目!

決算2021年8月5日に発表された1Q決算では、連結営業損益は3600万円の黒字(前年同期は2億1400万円の赤字)に浮上したが、4-9月期(上期)計画の2億0300万円に対する進捗率は17.7%にとどまり、5年平均の112.2%も下回った。
直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-10.9%→0.9%に急改善した。

営業損益の黒字化を受け翌日には高値116円、終値110円まで株価は上昇したが、その後徐々に右肩下がりになり、一時は71円の安値まで下落した。

これは上期計画の2億0300万円に対する進捗率が17.7%にとどまったこともあるが、なによりも一番の理由は中国の「中国恒大集団」問題に端を発する不動産バブルの崩壊、世界金融危機の不安によるものであると思われる。

中国市場への進出、アリババグループとの提携が材料となって高騰した株だけに、中国の不動産危機、金融不安問題がもろに響いた結果ではないだろうか。

今のところ中国の不動産問題は落ち着いているように見える(まだくすぶっているが)2Q決算では中国市場の伸びが数字に表れて来ると思われるので、11月10日の2Q決算、そして11月11日の独身の日と大黒屋からは目が離せない。


中国で中古品が飛ぶように売れてたら火柱が上がる可能性もあるのではないだろうか?


編集長
以上、編集長がお届けしました。

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