【人生変わるかも?】2022年、「来るかもしれない」注目銘柄5選

2021年は上昇基調も個別は波乱の展開に

21年の株式市場は米国株が絶好調でした。2021年の最終的なNYダウの終値は「36,398.08ドル」3万6千ドル超えでの終了となりました。

特に半導体やGAFA、テスラなどは引き続き好調でしたね。「こんなんアメリカ株買っとけばいいじゃん。」って気づいちゃった人も多いんじゃないでしょうか?(笑)

いっぽうの日本の株式市場はといいますと、こちらも一応「好調」言っても良いんでしょうか。日経平均株価の大納会の12月30日の終値は「28791,71円」、一応高値圏では終わりました。

日本のマーケットでも特に半導体関連が好調でしたね。

ただ、日本株に関してはマスコミなどは「好調」と分析していますが個人的には「煮え切らない一年だったなー。」っていう感想です。特に個別株に関しては2020年の後半ぐらいからの株ブームにのって株を始めたサラリーマンなんかはほとんど負けてるような気がしてなりません。

日経平均にしても、NYダウと8千ポイント近い差がついてしまってますからね。総理大臣が岸田総理に代わってからは特に煮え切らなさに拍車がかかったような気がします。「金融所得増税」や「自社株買いの規制」など株価にとってマイナスな政策を次々と打ち出してくれる岸田総理。「新しい資本主義」とは株を暴落させて個人株主を貧しくすることなんでしょうか?(笑)

特にマザーズなんかは地獄絵図になっています。マザーズなんてお金持ちや大口の機関は買いに来ませんからね。買っているのはFIRE目指すサラリーマンとかそくりでやってる主婦、専業のギャンブラーぐらいなもんです。空売り機関の狩場になったマザーズ、連日善良な弱小個人投資家の悲鳴が聞こえてくるようでした。こんなんじゃ日本から「未来のGAFA」は生まれてきそうにもないんで、岸田総理にはなんとかしてほしいと思います。

まあ上手い人はめちゃくちゃ儲かる相場ではあったんでしょうけどね。

そんな公式的には「好調」であり、個人的には「煮え切らなかった」日本の株式市場ですが2022年はどうなるでしょうか?

 

2022年、強気でいきたい日本株

2022年の世界の株式市場におけるネガティブ要因としては、

  1. アメリカの金利引き上げに伴うインフレ
  2. 中国の広州桓大問題
  3. 世界におけるコロナの感染状況

が挙げられます。また、日本においては岸田総理の株式市場にたいするネガティブな政策も株価を押し下げる要因になると思います。

ですが、基本的に日本の株式市場に対しては強気の見方でいいんじゃないでしょうか。

日本株におけるポジティブ要因としては、

  1. コロナ禍の終息(経済やサプライチェーンの正常化)
  2. アメリカ株に比べて日本株は割安
  3. 世界各国で景気刺激策がとられる

が挙げられます。引き続き半導体や海運の業績は好調でしょうし、サプライチェーンの回復によって、生産を減らしていた製造業などは業績の上積みが望めるとおもいます。

とくに半導体不足であらゆるものが欲しくても買えない状況が続いていますからね。このあたりが改善されると株価も堅調に推移するのではないでしょうか。



2022年、注目銘柄はこれだ!

それでは2022年、注目の銘柄を紹介したいと思います。

あくまでも「注目銘柄」であって、「上がる銘柄」でもなければ「おすすめの銘柄」でもないのであしからず(笑)

株式投資は自己責任でお願いします。

リミックスポイント(3825)

ココがポイント

2021年終値:340円



2022年前半戦の注目銘柄。

暗号資産交換所「ビットポイント」を運営。電力小売り、中古車売買、ホテルの企画開発も展開。暗号資産交換所「ビットポイント」ではアンバサダーとして「ビックボス」新庄剛志さんを起用。知名度が飛躍的にUpすることは間違いないです。また日本で唯一暗号資産「ジャスミー(Jasmy)」の取り扱いを開始、今後も注目の交換所の一つです。

BIGGBOSS新庄剛志氏

ジャスミー上場

2021年11月12日に発表された「2022年3月期 第二四半期決算」では営業利益が前年同期比+19.4億円の11.9億円となった。
第三四半期も引き続き好調が予想されます。

注意ポイント

金融事業(暗号資産交換所)、中古車事業、電力小売り事業、ともに好調ですが、電力小売り事業において、原油価格やLNG価格の高騰によりコストが高くなり収益が圧迫される懸念があります。この会社はいきなりワラントやってくることがあるので、よく監視しておいて、機動力のある売買を心がけたいところです。

FRONTEO(2158)

ココがポイント

2021年終値:3,310円



2021年は年初の600円ぐらいから一時は5千円オーバーまで高騰するも、急激に上がりすぎたためか、利確の売りや機関の空売り攻撃にあって暴落。一時2000円ぐらいまで値を下げるもまたじわじわと上げ3千円オーバーで今年はフィニッシュ。

今流行りの(?)AI関連企業です。自然言語処理に特化した独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT®(キビット)」「conceptencoder®(コンセプトエンコーダー)」を用いて、情報解析を支援しています。企業、官公庁、医療機関とその活動領域を広げており、今後も事業の拡大が期待できます。

また、FRONTEOは、米国・韓国・台湾ほか海外に11拠点を持っており、グローバルに事業展開を進めています。そのため国際対応力が高く、多様な人的ネットワークを活用し、案件調査に必要な連携を取ることが可能です。

キビット
コンセプトエンコーダー

会社が発表した22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は12.1億円の黒字(前年同期は1.8億円の赤字)に浮上して着地した。
併せて、通期の同利益を従来予想の10.5億円→17億円(前期は3.3億円)に61.9%上方修正し、増益率が3.2倍→5.2倍に拡大する見通しとなった。

  • 通期経常利益計画を61.9%上方修正!
  • 2Q累計売上高は17%増で4期ぶりに過去最高を更新!
  • 2Q累計は3期ぶり黒字

注意ポイント

一度5千円オーバーの値をつけた後、機関の空売り攻撃にあいS安を連発し、2千円ぐらいまで値を落としたことからも分かるように、ボラティリティーが高く、高値をつけても急落する危険があるので要注意。長期的には上がっていくと思います。

シンバイオ製薬(4582)

ココがポイント

2021年終値:1,145円

11月11日大引け後(15:30)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の経常損益(非連結)は4.1億円の黒字(前年同期は32.2億円の赤字)に浮上し、通期計画の13.5億円に対する進捗率は30.7%となった。

第1、第2四半期までは赤字でしたが、第3四半期で黒字に転換、通期でも黒字は確実です。バイオベンチャーでの黒字はなかなかの快挙で、一時1800円オーバーまで株価は上昇したんですが、その後個人投資家の利確売りやら機関の空売りで株価は低空飛行を続けています。

第3四半期は7月から9月と、コロナの感染者が爆発していた時期で、病院への営業は困難を極めたはず。そんななか3Qで黒字を達成したのは見事というほかありません。

トレアキシン製剤

第4四半期もトレアキシンの乾燥製剤から液状製剤への切り替えが順調にいっていると思われ、通期利益の目標の13億円は達成可能な数字であると思います。

もしかし上振れして上方修正も、なんて期待もしたいですね。

来期に関してもトレアキシン液状製剤が利益に貢献するほか、抗ウイルス薬のBCV(ブリンシドフォビル)の承認や、シンバイオUSAのナスダック上場の可能性など株価を押し上げそうな材料は目白押しです。

注意ポイント

2021年の2Q前に2500円越えの高値を付けた後、2Qの結果を受けた過剰な失望売りで一時890円まで沈んだり、3Qの結果を受けて高騰して1800円オーバーを付けるもそこから暴落して1000円台をさまよったりと、とにかく売られます(笑)

これは個人投資家率が8割ぐらいなのと、信用買いが500万株くらいあるからだと思われます。

通期決算と来期の見通しが良くて勢いよく上がっても、2500円の高値を越えずに売り込まれてしまう可能性もあるので注意してください。

JR九州(9142)

ココがポイント

2021年終値:2,392円

「みんな大好きJR」ですが、2021年の株価はまったく振るいませんでした。

コロナの終息期待で何回か上がる局面はあったのですが、そのたびに変異株の登場などで感染者が増え株価も叩き落されるという繰り返しでした。

「アフターコロナ」を見越して鉄道株を買った人はJR、私鉄に関わらず散々な1年だったと思います。お悔やみ申し上げます。

ですが、さすがに2022年はコロナ収まるんじゃないでしょうか?収まるというのがどういう状況下は難しい所ですが、ワクチンに加えてコロナの経口治療薬も登場してきます。さらにオミクロン株は弱毒化しているという話。

いよいよ「コロナはただの風邪」に近づいてきてる予感はします。

JRの中でもJR九州は高配当。観光需要の回復の恩恵も受けやすいと思うのでJRの中でも九州が買いなのかな、と思います。

決算に関しては、「22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は40.7億円の赤字(前年同期は205億円の赤字)に赤字幅が縮小した。しかしながら、併せて通期の同損益を従来予想の106億円の黒字→23億円の赤字(前期は228億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。」と非常に厳しいです。これはコロナなんでもうしょうがないですね。

とくに通期の予想が106円の黒字から23億円の赤字に下方修正されたのが痛いですね。

買いに入るとしても決算の回復が明確になってからでいいでしょう。来年後半の注目銘柄ってことですね。

ただいずれ株価は回復していくと思いますよ。JR全般に言える事ですけどね。

ユーグレナ(2931)

ココがポイント

2021年終値:710円

今まで挙げた4銘柄は注目銘柄といいつつも一応株価が上がる期待を込めて解説してきたのですが、この「ユーグレナ」に関しては、本当にただの注目銘柄です(笑)

この会社は藻類の一種であるミドリムシ(学名:ユーグレナ)を中心とした微細藻類に関する研究開発、生産管理・品質管理、関連商品の製造・販売などを行っているバイオベンチャーです。

なかでも脱炭素を見据えミドリムシを使ったバイオ燃料の開発製造に乗り出しています。脱炭素銘柄期待の星ですが、赤字続きで株価もダダ下がりです・・・

バイオ燃料の商業生産体制を構築する計画が会社のHPによると「2025年までに」となっているので、2022年中に大きな動きがあるかというとなかなか難しいものがあるのかもしれませんね。

ミドリムシバイオ燃料
健康食品

決算に関しては2021年11月12日に発表された第4四半期決算では40億円の営業赤字であり、バイオ燃料分野、ヘルスケア分野ともに赤字でした。

時価総額が790億ぐらいの会社で40億円の赤字なんで、2022年中に株価が大幅上昇するというのは考えにくいのですが、ここはロマンがあるってことで注目していきたいと思います。

バイオ燃料で自動車が走り飛行機が飛ぶ、なんかワクワクしませんか?

まあ長い目で見て夢を買ってみたい方にはおススメします。儲かるかどうかは別の話なんで、あしからず。

まとめ

以上、2022年、日本株注目銘として5つの株を挙げました。

ポイントとして2021年の終値も載せておいたので、1年後に答え合わせです。上がっていたらいいですね。

今回挙げた銘柄以外にも2022年は

【三菱自動車】(7211)・・・2021年終値:321円
【HONDA】(7267)・・・2021年終値:3230円
【ENEOSホールディングス】(5020)・・・2021年終値:430円

を今のところ注目しています。

まだまだおススメ銘柄、注目銘柄は出てくると思うので、その都度紹介していきたいと思いますのでお楽しみに!

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