2022年も残すところあとわずかとなりました。1年前に「2022年、来るかもしれない注目銘柄」として、5銘柄+3銘柄の計8銘柄を紹介しました。
1年経って、それらの銘柄の株価がどうなったのかをふり返ってみたいと思います。
注目銘柄の結果発表!
1年前に株価、1年後の株価(2022年12月28日現在)に加えて、年高値も紹介したいと思います。
<3825>リミックスポイント
2021年終値:340円----→2022年終値:274円(年初来高値:740円)
1年経った株価は274円と1年前より下がって残念な結果に終わっていますが、6月には740円、8月と10月には500円台の値を付けているので、そこで利確できていれば儲かったと思います。
電力の高騰と仮想通貨の暴落をダブルパンチで喰らったので、今後の株価はなかなかキビシイものがあると思います。
<2158>FRONTEO
2021年終値:3310円----→2022年終値:849円(年初来高値:3420円)←1月4日に付ける。
去年の年末の株価が3310円で、今年の末が849円、約1/4に暴落です。1年かけて暴落です。悲惨ですね・・・
年初来高値も1月4日につけた3420円なんで、年明けすぐに売っていれば利益がちょっとだけ出てましたね。
当分復活することはないでしょう。
<4582>シンバイオ製薬
2021年終値:1145円----→2022年終値:627円(年初来高値:1290円)←2月10日に付ける。
シンバイオ製薬ももう上がりませんね、たぶん。もしかしたら1000円ぐらいにはなるのかもしれませんが・・・
ジェネリック問題でゴタゴタしれいるので、せっかくの黒字バイオがもったいないっていう感じです。
年明けの2月にうってれば儲かってた感じですね。
<9142>JR九州
2021年終値:2392円----→2022年終値:2924円(年初来高値:3235円)
コロナの収まりと共に鉄道は全体的に値を上げていきました。JR九州も10月には3235円の高値を付けました。
今現在、またコロナがぶり返してきて株価も少々停滞気味ですが、それでも1年前よりは高い位置にいます。
さすがJR、安定してますね!
<2931>ユーグレナ
2021年終値:710円----→2022年終値:986円(年初来高値:1060円)
ユーグレナも一年前から値上がりしてフィニッシュ。
マレーシアでのバイオ燃料プラントの運営の検討に入ったことにより、一時1060円の高値を付けました。マレーシアでのプラントに関しては、現在検討段階ですが、具体的なIRが出てこれば株価は大きく跳ねる可能性があるので、2023年も要注目です。
その他おススメ3銘柄の結果
上記5銘柄の他に、注目銘柄として3銘柄紹介しましたが、その結果も発表したいと思います。
<7211>三菱自動車
2021年終値:321円----→2022年終値:504円(年初来高値:665円)
<7267>HONDA
2021年終値:3230円----→2022年終値:3034円(年初来高値:3755円)←8月30日に付けた
<5020>ENEOS
2021年終値:430円----→2022年終値:451円(年初来高値:580円)
以上3銘柄はホンダ以外は現在でも去年の終値よりもプラスです。ホンダに関しても、8月30日の高値の3755円あたりで利確していれば儲かったと思います。
いずれにせよ、なんだかんだいって大企業のほうが株価も安定してますねw
2022年をふり返って
以前、2022年中盤に、おススメ銘柄の途中経過を発表した時は、紹介した8銘柄中、6銘柄がプラスでした。
1年経ってみると、8銘柄中4銘柄がプラス。勝率5割という結果に終わりました。
8銘柄中4銘柄はプラスですが、マイナスになった銘柄はリミックスポイントにしろ、FRONTEOにしろ、シンバイオ製薬にしろ、大きく値を下げているので、投資した金額の配分によっては、全体で大きくマイナスになってしまったかもしれません。
以上の事から、ほったらかし投資よりは、こまめな利確、損切りがいかに大事かっていうことが分るかと思います。
とくに来年2023年は、岸田総理の政策、日銀の利上げの可能性、アメリカのリセッション懸念など、株価にとっては厳しい年になるかもしれません。特に2023年の前半は不確定要素が多いので、いつでも利確損切りできるように、短期目線でこまめなトレードを心がけた方が良いと思います。